100m競走は、100mをいかに短い時間で走るかを競う短距離走種目です。

動画は、2008年の北京オリンピックでの男子100m決勝の様子です。ジャマイカのウサイン・ボルトが世界記録を出した時のものです。

5分で分かるルール解説

競技エリア

  • メインスタンド前の直線レーンを100m走ります。

スタート

  • スターティングブロックを使用し、クラウチングスタートでスタートします。「On Your Marks(オン・ユア・マークス;位置について)」「Set(セット;用意)」の後の号砲がスタートの合図になります。「On Your Marks」は、400m以下のレースで使います。
  • 不正スタート(通称:フライング)は各レースで1回しか許されません。2回目以降にフライングをした選手は、たとえその人にとって最初であっても失格となります。

フィニッシュ

  • 選手の胴体がフィニッシュラインに到達したときにフィニッシュになります。
  • 全てのレースで、記録の計測と順位の判定に写真判定システムを使用します。
  • 追い風2.0m/sを超える場合は公式記録とはならず追い風参考記録となります。

金メダルへの道

  • 一次予選→二次予選→準決勝→決勝と進んでいきます。
  • 1レース8人で行い、各レースの上位3~4名とそれ以外で最も速かった選手数名が次のラウンドに進めます。

世界記録/日本記録

100m競走

 記録名前日付
世界men9"58ウサイン・ボルト(ジャマイカ)2009/08/16
世界women10"49フローレンス・グリフィス=ジョイナー(アメリカ合衆国)1988/07/16
日本men10"00伊東浩司1998/12/13
日本women11"21福島千里2010/04/29