円盤投は、円盤を遠くに投げる能力を競う投擲種目です。
動画は、2008年の北京オリンピックでの女子円盤投決勝の様子です。
5分で分かるルール解説
試技
- 一人の選手は、3回試技ができます。
- 投擲は、2.500mの円内から前方に行います。円の外側に出てしまうと失敗(ファウル)となります。円の内側に触れるのは構いません。
- 円の中心とする34.92度の扇形の内側の地面に落下したものだけが有効な試技となります。線上は失敗(ファウル)となります。
- 円の中心から左右に横線が引かれており、その線の後ろ以外から出ると失敗(ファウル)となります。
- 落下した円盤の跡のうち投擲円に一番近い地点から、円の中心をつなぐ線上の円の内側までの距離が記録になります。
円盤
- 重さは、男子2kg、女子1kgです。
- 直径は、男子219~221mm、女子180~182mmです。
金メダルへの道
- 予選→決勝と進んでいきます。
- 予選通過標準記録に達した選手全員が決勝に進めます。予選通過標準記録に達した選手が12名未満の場合は、上位12名が決勝に進めます。決勝では、上位8番目の記録の選手はさらに3回の試技を行い、合計6回の試技の中での最高記録によって順位を決めます。
世界記録/日本記録
円盤投
記録 | 名前 | 日付 | |
---|---|---|---|
世界![]() | 74.08m | ユルゲン・シュルト(![]() | 1986/06/06 |
世界![]() | 76.80m | ガブリエレ・ラインシュ(![]() | 1988/07/09 |
日本![]() | 60m22 | 川崎清貴 | 1979/04/22 |
日本![]() | 58m62 | 室伏由佳 | 2007/05/13 |