チームパーシュート（団体追抜）

５分で分かるルール解説

スタート

• 走行距離は、4,000m（女子は3,000m）です。本大会では、トラックの1周の長さは250mです。
• 2チームずつが同時スタートします。
• 1チームはトラックのホームストレッチ（メインスタンド側の直線）のセンターラインから、もう1チームはバックストレッチ（反対側の直線）のセンターラインからスタートします。
• 第1走者のみスターティング・マシン（スターティング・ブロック）を使い、残りの選手の自転車はコミッセール（自転車競技における競技役員）が支えます。
• スタートの合図は、号砲で行います。
• チームの4名（女子は3名）は、縦に並んで走行します。

周回とフィニッシュ（ゴール）

• チームのメンバーで先頭を交代しながら、トラックを走ります。
• 前から3番目の選手が、スタートした側のセンターラインにフィニッシュした時点のタイムを競います。
• 相手チームを追抜いても、勝利になります。味方の3番目の自転車が、相手の末尾の自転車に1m以内に近づくと、追抜いたと判定します。追抜かれたチームは、そのあと相手チームを追走したり、追抜いたりしてはいけません。

金メダルへの道

• 予選→1回戦→決勝と進んでいきます。
• 予選では、出走した全チームのタイムを競い、上位8チームが1回戦に進みます。相手チームに追抜かれたチームでもタイムを記録します。
• 1回戦では、2チーム×4組で行い、タイムを競います。相手チームに追抜かれたチームのタイムを記録しません。上位の1位、2位のチームが決勝に、3位、4位のチームが3～4位決定戦に進みます。

世界記録／日本記録

チームパーシュート（団体追抜）

	記録	名前	日付
世界	3:53"314	Ed Clancy、Paul Manning、Geraint Thomas、Bradley Wiggins（イギリス）	2008/08/18
日本	4:18"486	内田慶、佐々木孝司、西谷泰治、黒木裕介	2003/08/11