4×100mリレーは、4人で100mずつバトンを渡しつないで走り、そのタイムを競うリレー走種目です。
動画は、2008年の北京オリンピックでの男子4×100mリレー決勝の様子です。
5分で分かるルール解説
競技エリア
- 400mトラック1周を第一走者から第四走者までの4人で100mずつ走ります。
スタート
- スターティングブロックを使用し、クラウチングスタートでスタートします。「On Your Marks(オン・ユア・マークス;位置について)」「Set(セット;用意)」の後の号砲がスタートの合図になります。「On Your Marks」は、400m以下のレースで使います。
- 不正スタート(通称:フライング)は各レースで1回しか許されません。2回目以降にフライングをした選手は、たとえその人にとって最初であっても失格となります。
バトン
- バトンを受け渡す際に落としてしまった場合、渡す側の走者が拾って渡さないと失格となります。
フィニッシュ
- 選手の胴体がフィニッシュラインに到達したときにフィニッシュになります。
- 全てのレースで、記録の計測と順位の判定に写真判定システムを使用します。
金メダルへの道
- 予選→決勝と進んでいきます。
- 1レース8チームで行い、各レースの上位3~4チームとそれ以外で最も速かった数チームが次のラウンドに進めます。
世界記録/日本記録
4×100mリレー
記録 | 名前 | 日付 | |
---|---|---|---|
世界 | 37"04 | ネスタ・カーター、マイケル・フレイター、ヨハン・ブレーク、ウサイン・ボルト(ジャマイカ) | 2011/09/04 |
世界 | 41"37 | ジルケ・グラディッシュ=メラー、ザビーネ・リーガー、イングリット・アウアースバルト、マルリース・ゲール(東ドイツ) | 1985/10/06 |
日本 | 38"03 | 塚原直貴、末續慎吾、高平慎士、朝原宣治 | 2007/09/01 |
日本 | 43"39 | 北風沙織、高橋萌木子、福島千里、市川華菜 | 2011/05/08 |